毎日放送(MBS)が毎週日曜日よる11時から放送している「情熱大陸」。
1998年の放送開始当初、「情熱大陸」では、スポーツや芸能関係の方が比較的多く取材対象となっており、私は昔からそういった分野が好きで、以来、今では密着する方も多岐に渡ってきてはいますが、基本的には毎週欠かさず(今は毎週録画で)見ています。
そんな「情熱大陸」が密着した方の中で、私が印象に残っている人物が3人。
俳優の小栗旬さん。
登山家の服部文祥さん。
クライマーの山野井泰史さん。
ちなみに小栗旬さんは2週に渡って放送。山野井泰史さんは2回密着して、放送されているので、やはりそれだけ取材する側としても、取材対象として魅力的だったのでは無いかなと思います。
TBS ドキュメンタリー「解放区」『登られざる巨壁』
TBS ドキュメンタリー「解放区」は、今年の4月から、隔週で日曜日の深夜0時58分〜1時58分で放送されています。
ただ私はこれまで他の放送を見たことが無く、普通であれば見逃しているところでしたが、何故かたまたま番組表で「山野井泰史」の名前を見つけて、「これは見なければ」と、今回無事録画して見ることが出来ました。
一人で登る孤独感にもう耐えられそうも無かった。
まず見た時の最初の率直な感想は「無事生きていて良かった」です。
実際山野井さんの周りでも多くの方が山で命を落としています。
そして番組内でおっしゃっていた言葉で印象に残ったのが、「一人で登る孤独感にもう耐えられそうも無かった。」
山野井泰史さんといえば、フリーソロのクライマーとして名を馳せた方です。
冬山というただでさえ孤独感を感じる場所で、いつもその孤独感と向き合い、打ち勝ってきた方でも、やはり年を重ねたからなのか、「孤独感にもう耐えられない」との思いに至る。
色々と感じさせてくれた番組でした。