第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされ、助演男優賞他、録音賞、編集賞を受賞した、映画『セッション』を見てきました。
映画『セッション』予告編(4/17公開)
この映画はそれ以外にも、サンダンス映画祭でグランプリ&観客賞を受賞するなど、数々の賞にノミネート&受賞しています。
内容としては、「アメリカで最高の音楽学校に入学した19歳のジャズ・ドラマーの青年と、その音楽学校の伝説の鬼教師…」こう書いただけで、何となくストーリーが想像できるかもしれません。
実際私自身もそのつもりで見ていました。
ただその思いは良い意味でも、悪い意味でも、何度となく裏切られます。
主人公も教師もいわゆる「良い人」ではありません。
正直どちらにも思い入れを持つことができず、途中何度か目をそむけたくなる場面もありました。
ちなみに公式サイトでは当然「各界から絶賛の嵐!」とありますが、一部では批判もあったみたいですね。
映画なのでその好き嫌いが分かれるのは当然だと思いますが、特にこの映画はそれが濃く出る作品だと思います。
ただ間違いなく見て良かった映画で、感じさせるところも多かったです。
「才能VS狂気」その二人の関係だからこそ行き着く
名門音大に入学したドラマーと伝説の鬼教師。狂気のレッスンの果ての衝撃のセッションとは─?
ラスト9分19秒の衝撃は圧巻にしてもはや痛快!
まさにその通りのラストが待っています。
映画『セッション』公式サイト