著者はケリー・マクゴニガル。NHK Eテレの「スーパープレゼンテーション」に出演しているのを見た時に、そのビジュアルに惹かれて購入しました。
スタンフォードの自分を変える教室
ただその時は買っただけで、結局読むまでは至らなかったのですが、時間が出来た今、やっと読むことができました。
※帯には「発売たちまち20万部突破!」とありますが、多分今はもっと売れているんでしょうね。
■「一度きりの人生が最高の人生に変わる講義」
スタンフォード大学の超人気講義、ついに日本上陸。心理学、神経科学から経済学まで、最新の科学的成果を盛り込み、受講した学生の97%の人生に影響を与えた「驚くべきレッスン」。・脳は1つでも自分は2人いる
・呼吸を遅らせれば自制心を発揮できる
・食べ物で『意志力の保有量』が変わる
・体にリラクゼーション反応を起こす
・自制心は筋肉のように鍛えられる
・「望む力」をつくりだす
・やる力とドーパミンを結びつける
・手軽な快楽の経済学
・「割引率」が10年後の成功を決める
・「他人の欲求」が自分に感染する
・「あなた2・0」に会うこれまで抽象的な概念として見られていた
「意志」の力についての考え方を根本的に変え、
実際の「行動」に大きな影響を与えてくれる本書、
目標を持つすべての人に読んでもらいたい一冊である。
内容についての細かい説明は致しませんが、読んだ感想として「当たり前の事を気づかせてくれる。」です。
比較的私は誘惑に強い方だと思うので、事例として書かれている事は、当てはまらない事の方が多かったのですが、それは正に「無意識」のうちに我慢していたんだなと。
それがこの本を読んだことで、今後は「意識」してそれを実践ができる気がします。
あと「失敗した自分を許す。」という事は、今回新たな発見でした。
確かに失敗した時の罪悪感がストレスとなり、逆にまた同じことを繰り返してしまうというは、読んでみて納得させられます。
今回そういった事に気づかせてもらえただけでも、私にとっては価値ある本でした。