ラグビーワールドカップの戦いを振り返った、特別増刊「桜の凱歌」に続き、マイアミ・マーリンズのイチロー選手が、メジャーリーグ3000安打を達成し、その偉業を記念した、緊急増刊「完全保存版 イチロー MLB3000」
Number臨時増刊
完全保存版2001-2016
イチロー MLB3000
[巻頭メッセージ]
王貞治「野球人として、ファンとして、一打席でも多く見ていたい」[2991から3000まで完全密着ドキュメント]文●小西慶三
イチロー「揺るがぬ歩み」[マイ・ベストショット11]写真●佐貫直哉/田口有史/杉山拓也
MEMORIAL GALLERY 2001-2016
・デビュー戦初ヒット
・「エリア51」の衝撃
・メジャー年間最多安打記録達成
・262安打の瞬間
・WBC優勝とシーズンの苦闘と
・復帰戦の劇的満塁弾
・初めての日本開幕戦
・電撃移籍でNYへ
・日米通算4000安打の金字塔
・メジャー最年長の肉体
・3000本を超えていけ[メジャー16年密着記]文●石田雄太
イチローが乗り越えた3つの壁
先日、日米通算4257本安打数を達成し、参考記録ながら、ピート・ローズの持つ大リーグ歴代最多4256安打を抜いた時には、「ここにゴールを設定したことがないので、実はそんなに大きなことという感じは全くしていない」と、少し淡々とした表情でしたが、今回の3000本安打達成時の、感極まった表情と、ホッとした表情が印象的でした。
正直なところ、21歳の時にシーズン200本安打を達成し、一気にスターダムに駆け上がったイチロー選手に対して、あまりにも完璧すぎて、どこか思い入れを持って応援できない部分があったのも事実。
それが年齢的な部分も合ってか、成績が落ち始めマリナーズからヤンキースに移籍し、マーリンズに移籍したころから、どこか人間ぽさも垣間見れるようになり、心から応援できるようになりました。
イチロー選手本人は「最低でも50歳までプレーしたい」と語っているようですが、今後のイチロー選手の活躍がますます楽しみです。
ちなみにこちらはイチロー選手が表示を飾った26回のナンバー。
その全てを買って読んでいますが、個人的に一番思入れのあるのは、第一回WBCの優勝を特集した650号です。