先日、映画専門チャンネル ムービープラスで視聴した、韓国映画『新しき世界』
『新しき世界』予告編
韓国最大の犯罪組織に潜入して8年になる警察官のジャソン。ある日、組織の会長が急死。ジャソンを“兄弟”と呼ぶ実質ナンバー2のチョン・チョンと亡き会長の右腕イ・ジュングの間で後継者争いが始まる。ジャソンの上司は、彼を後継者争いに介入させ、一気に組織を壊滅させることを画策するが・・・。
警察への忠誠か、兄弟の絆か?後継者争いに揺れる韓国犯罪組織を舞台に、潜入捜査官の葛藤を描くヒューマン・クライム・ストーリー。
2013年2月21日に韓国、翌2014年2月1日に日本で公開された映画で、韓国では青少年観覧不可(19歳以上観覧可)でありながら、観客動員468万人を記録。ハリウッドでのリメイクも決定しているとのこと。
潜入捜査といえば、『インファナル・アフェア』以降、よくある題材ではありますが、そこに韓国映画特有のバイオレンスと友情が加わっているのが、この映画の面白いところ。
日本語でも英語でもなく、なぜか韓国語の映画を見ていると、こういった題材の映画は、より緊張感が伝わってきます。
「“父”への忠誠か、“兄”との絆か。」
評価に違わぬ、面白い作品でした。